『The Witch 魔女』韓国の魔女は強くてかわいかった

映画の部屋

面白い韓国映画を見つけた。
『The Witch-魔女』だ。
2018年の作品で、韓国でも大ヒットしたという触れ込みだった。
2時間5分の長丁場だがあまりに面白く、最後まで一気に見てしまった。

Amazonプライムの紹介文には以下のように書いてある。

「ある特殊な施設で育ったジャユン。8歳のときに逃げ出し、記憶を失ったジャユンは助けてくれた酪農家の娘として暮らすことに。そして、10年余の歳月が過ぎ、ジャユンは頭に異変を感じるようになる。手術費用と経済状況が厳しい養父母のため賞金が出る歌のオーディションを受けることを決意。しかし、テレビ番組で、あるマジックを披露したことで謎の男たちから追われることになる…!」

いやいや、こんなのでは伝わらない。
タイトルを「魔女」としたのはセンスがいい。しかし魔女と言っても中世ヨーロッパの話ではない。
舞台はまぎれもなく現代韓国社会である。
今、AmazonプライムビデオでもNetflixでも無料なのでまずは予告編を見ることだ。
おそらくその後、あなたも2時間5分を一気に見ることとなるだろう。

韓国ドラマは絶対ハッピーエンドにしないんだろうと思っていたが、スカッとするエンディング。
過激でやりすぎなシーンが結構あるが、多分これは韓国の人たち好みのテイストなんだろう。

AmazonプライムビデオとかNetflixとか見ていると、韓国映画が結構出てきていて、
映像なんかも以前から「なかなかやるな!」と思っていた。
ただ、当たり外れが大きくて、ついていけなくなって途中で離脱したものも結構ある。
韓国のゾンビものは大抵しつこすぎて途中でやめてしまった。

今回見た『The Witch-魔女』は、後になってよく考えればすごく斬新なストーリーというわけでもなく、わりとあちこちに転がっていそうな展開を組み合わせたに過ぎない、と言えなくもない。
『ルーシー』や『キャリー』なんかで見た展開に結構近いものがある。映画ではないがマンガの『ザ・ファブル』にもちょっと通じるものがあるかな。
しかし主役のジャユンを演じたキム・ダミという女優。美容整形大国の韓国において、目は一重だし特にあか抜けている感じでもないのだがむしろそれが自然すぎていい感じだし演技も抜群だ。

続編を彷彿とさせる終わり方だったがやはり続編があり、それはなんと今、劇場公開中らしい。
『The Witch/魔女-増殖-』というもので、まだ公開したばかりのようだ。
私は基本的に音響効果の迫力や驚異の映像などが期待できる作品でないと映画館へは行かないのだが、これは見たい。

つづく


コメント

タイトルとURLをコピーしました