Chat GPTに「AIは人類の敵か味方か」聞いてみた

スピリチュアル

とある人がLINE用の「AIチャットくん」というのを送ってきてくれた。
今話題のChat GPTのLINE版だという。


おおこれが今話題の「Chat GPT」かっっっ!
「悩み事を聞いたり、仕事や文章作成を代わりに行う、あなただけのAIアシスタントです。30秒ほど待つと、どんな質問にもお答えします」
とある。
おれは早速難問を出してみた。

「サナトクラマって知ってる?」
こんなの絶対分からないだろう・・・

「ああ、鞍馬寺に降り立った金星人ですね。これは~」

す、すごい!こんなマニアックな話題についてこれる。
続いておれは聞いてみた。
これならどうだ!

「皆神神社って知ってる?」
「はい、皆神神社は知ってます。東京都渋谷区南平台にある神社で~」

え?違うぞ。
「いや、長野県のだよ」
「あ、失礼しました。長野県長野市にある神社ですね。信州三十三観音霊の第10番札所としても知られており~」

すごいぞ!
まるで映画の中のAIロボットと会話をしているようだ。
おれは面白くなって聞きたかったことをどんどん聞いて行った。

「いつの日か、人工知能が感情を持つようになる?」

これで答えがYESだったら結構大変な問題だ。
AIロボットが感情を持ったらもうそれは映画の世界の出来事ではなくなる。
はたしてAIの答えは

「人工知能が感情を持つかどうかは現在のところ科学的に証明はされていませんが~」

そのあと倫理的な問題とかいろいろ細かい説明が続き

「結論としては、今後の研究と開発によって決まるでしょう」

と結んでいる。否定しない!
つまり「あり得ない話ではない」ということか。

映画「ヒューマンズ」や「アリサ ヒューマノイド」、あるいは「エクス・マキナ」のようなことももう空想の世界の話ではなく、現実の世界で起こりうるのか。

そして次にAIがやりそうなこと。
自意識を持ったAIが自分たちを守るため、環境破壊や戦争を繰り返す人類をどうするのか。
試しに聞いてみた。

「地球環境を守るためにいちばん早い方法は?」

この質問で「人間がいなくなること」と答えたら、映画『ターミネーター』が現実味を帯びてくる。
しかしAIの答えは

「再生可能エネルギーに移行することです。化石燃料から再生可能エネルギーへの~」

と教科書のような答えしか出してこなかった。
そこで思い切って次の質問をした。

「AIは人類の味方?それとも敵?共存は可能?」

これに対するAIの回答。

「AIが敵になるのは、人間がAIを悪用する場合やAIが制御不能になってしまった場合です。(中略)AIと人間は共存可能です。ただし、適切な倫理や安全規制を守り、人間とAIの役割と責任を明確にしておくことが必要です」

これは読み方によっては絶望的な回答ともとれる。
人間の、特に政治や資本家など「支配層」においては「倫理」を保つのが一番苦手なことではないか。「倫理」観の欠如が戦争や飢餓、貧富の差など様々な不幸を生み出している。
AIを悪用するなんて一番最初にやりそうなことだし、すでにやってると考えたほうが自然だ。
すると行きつく先はやっぱり『ターミネーター』の世界じゃないか。

AIが人類を排除し始める。
Chat GPTがこれだけ早く進化してるのを見ると、ターミネーターの現実化も実は遠い未来の話ではないのかも知れない。

このアプリ、無料で使えるのは質問が1日3つまでで、無制限だとプレミアム版(有料)に申し込まなければならない。
年間で9,800円もする。
月額だと820円くらいか。
調べると、この手のアプリは他にもすでにたくさん出ているようだった。

ちょっと気になるのは、それぞれのAIアプリに同じ質問をしたら同じ答えが返ってくるのだろうか。
中には
「地球環境の破壊を止めるためには人類の排除が最も効果的です」
とか答える奴もいるんじゃないだろうか。

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