「光の柱」を放つ茨城最強パワースポット「御岩神社」

パワースポット

年内最後のパワースポット巡り。締めくくりは茨城県日立市にある茨城最強のパワースポット、御岩神社だ。
1973年、アポロ14号の宇宙飛行士、エドガー・ミッチェル氏は、宇宙から地球を観察中に、日本のある地点から光の柱が立ち上っているのを見たと言われていて、その緯度経度を調べたら御岩山山頂付近だったと言われている。日本人宇宙飛行士の向井千秋さんもクルーと一緒にこの光を見たそうだ。


この2年間でパワースポットと言われるいろいろな神社に行ったが、そこで分かったのは「神社に行くなら早朝がベスト」ということだった。
神社の荘厳な雰囲気に浸りたいなら遅くても9時前には到着していたい。
人気スポットであれば、昼近くで参拝者が増えれば増えるほどそこは観光地化してしまう。
おそらく伊勢神宮だって早朝5時と午後1時では受ける印象も全く別のものに感じただろう。

茨城は都内から行くことを考えるとなんとも中途半端な距離だ。
夜行バスで行くには近すぎるし、電車だと鈍行なら3時間かかる。
なので今回は会社が終わってそのまま上野駅に向かい、夜9時過ぎに日立駅に到着し、そこで1泊ということにした。
早朝に御岩神社に到着するためにはこの方法しかない。いつもパワースポットへは夜行バスで行くもの、という認識があったので電車で行くのは不本意だったが仕方ない。

御岩神社へは、日立駅からバスが出ている。が、これがなんと3時間に1本しかない。土曜日だと一番早いので8時40分発。乗ってる時間は30分~40分らしいが御岩山に登ることを考えると座っていきたい。
土日の御岩神社がどれくらい人気があるのか分からないので早めにバス停に並んだ。
結果的にこの便のバスはそれほど混んでなく、御岩神社に行く人、その手前で降りてどの山か知らないが登山に行くグループ、地元の人がちらほら乗っている程度だった。

「御岩神社前」でバスを降りると、さすがに12月下旬の山の麓は寒かった。
バス停から御岩神社はすぐで、入り口に登山者用に杖を無料で貸し出していた。このあたりは奈良の三輪山の時に似ている。

「御岩神社前」でバスを降りると、さすがに12月下旬の山の麓は寒かった。

同じ境内で本殿の手前に斎神社というのがあり、天井にはなんと一面に龍が描かれていた。
これの巨大バージョンを京都の建仁寺で見た。

登山道入り口は三輪山の時ほど厳格ではないようだが飲食禁止とか15時以降はダメとかいろいろルールは定められていた。ただ写真はOKらしい。

御岩山は標高530mというから高尾山よりは低く三輪山よりは高い、という感じか。
「片道2km、所要時間1時間」と出ていた。
2kmと聞くと大したことないような印象を受ける人が多いのだろうが、平地を進む2kmと登山の2kmは全くの別もの、ということを富士山登山で思い知った。
ちなみに富士山は5合目が標高2400m、富士山は3776m。つまり5合目からたかだか標高で1376m登るのに7時間もかかるのだ。距離にしたら一体何キロ歩くのだろう。ちょっと気になって調べたら吉田口からで15kmだそうだ。しかもなだらかで歩きやすい道などほぼ無い。酸素も少ない。過酷以外の何物でもない。

まあ今回は距離が2kmであって、標高2000m登るわけではないから1時間で山頂までたどり着くのだろう。

しかし430mといってもやはり山登りはそれなりにつらい。三輪山もそこそこつらかった。御岳山もけっこうしんどかった。富士山にいたってはまさに「地獄」だった。
そしてちょうど1時間ほど歩くと、ついに山頂に到達した。
山頂と言ってもそんなに広いスペースが開けているわけではない。
目指すはもちろん「光の柱」だ。どこだ柱は!

と思っていたら、あった!!
誰かのブログには「ちょっとわかりづらいところにある」と書いてあったがあっけなく見つかった。



光の柱⇒光を放つ柱はさりげなく厳かに祀られていた。
「光の柱」と言っても、厳密に言えば一つの岩が宇宙に向かって光を放ち、それが「光の柱」と呼ばれているようだ。だから目の前にそびえたつモノリスのような岩というか石というか、それ自体が今まさに発光しているわけではない。そりゃそうだろう。
しかし時間帯のせいか、後ろの木々の間から太陽光が差し込むと、それはなかなか威厳のある光景に見えた。

なるほどこの岩から宇宙に向けて光を放っているのか・・・
しかし一体何のために??



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