乗鞍岳でご来光③
納得のいかない朝食後、いよいよ主峰である剣ヶ峰へと出発した。標高3,026m。現在いる畳平バスターミナルが2,702mなのでその差は約300m。というと「なんだあっという間じゃん」と思うかもしれないがそれは素人の考えで、ただ直線距離を300...
乗鞍岳でご来光②
不可解な夕食を終え、部屋に戻ったが、何もすることがない。テレビも無ければ携帯の電波も届かない。先ほどの夕食メニューを、例の動画を見て検証しようと思ったがYoutubeが見れない。LINEもできない、ツムツムもできない。となるとホントにやるこ...
乗鞍岳でご来光①
今年の富士山はえらいことになってるらしい。昨年の1.6倍の登山者があり、事故も多発したようだ。思えば2年前、山登りなんか大嫌いだった私が突然「富士山に行くぞ!」と決め、その1か月後に本当に富士山登山を敢行し、幸運にも雨にも降られず雷にも会わ...
【感想レポート】Apple「AirPods Pro」 vs SONY 「LinkBuds S」どっちがいい?
Appleのワイヤレスイヤホン、「Air Pods Pro」が水没した。服のポケットに入れっぱなしになっていたものを洗濯機で洗われてしまったのだ。実は今回は2回目で、前にも一度洗濯機で洗われたことがあった。その時は特に故障らしきものは見られなかったが今回はそうはいかなかった。
超初心者が挑む富士登山⑮~燃え尽き症候群
「富士登山」という、おそらくここ数年では最大のイベントを終え、予想はしていたが燃え尽き症候群のようになってしまった。当面何の目標もない。おもえば「富士山へ行こう」と思い立ってからの1カ月半、毎日がワクワクしていた。直前一週間はほとんど仕事も手に着かない状況だった。これだけエキサイトしたイベントも珍しい。そしてそれが終わってしまった今、とにかくこの腑抜けの状態を脱出したい。
超初心者が挑む富士登山⑭~番外編
今回の富士登山、登り始めから「キツイ」と感じた。「やめとけばよかった」「やっぱり来るんじゃなかった」「素人には無理」「富士山は見るもので、登るところじゃない」「もう二度来るもんか」そんな言葉が何度も頭の中でリフレインしていた。このつらさは完全に想像を超えていた。この一カ月、毎日富士登山をした人のYoutube動画を見続け、なかなか手ごわそうだということは理解しているつもりだったし、甘く見ていたつもりもない。
超初心者が挑む富士登山⑬~詰めが甘い
ようやく6合目にたどり着いた。うーん、ここ通ったな。5合目はもうすぐだな。ここから5合目は登る道と下る道が同じである。だから出発の時も下山してくる人とたくさんすれ違った。そういえば昨日見た人たち、みんな暗い表情をしていたがそういうことか。疲れ果ててうんざりしてたんだろうな。そしてウキウキ顔で今から登山に向かう人たちを見て「こいつら地獄を見るぞ」と心の中で思っていたのかも知れない。自分が今まさにそんな心境だ。
超初心者が挑む富士登山⑫~下りもやっぱり地獄だった
「頂上付近は渋滞する」というのは有名な話だ。みんなご来光を頂上から見ようとして明け方に山頂めがけて来るから当然そうなるのだろう。しかしこの認識は正確ではない。前の日の7合目から8合目までの岩場の連続に少し参っていたおれは、昨晩山小屋の人に聞いたのだ。「この先まだ岩場はずっと続くんですか」「いやこの先はそんなにありませんよ。頂上の手前に少しありますけど」
超初心者が挑む富士登山⑪~富士山の夜明けは壮大なエンターテイメントだった
夕食後、寝袋に入り仮眠体制に入ってから、何か自分の時間配分がおかしいんじゃないかとずっとモヤモヤしていた。この山小屋は頂上までの中間地点にあるのだから、休憩考えなければ理論上3時間半で頂上に着くはず。しかし当然休憩とか渋滞とか考慮して4時間かかると仮定しよう。夜中の2時半に山小屋を出発すれば6時半には頂上に着くはずだ。そこで30分過ごし、7時に下山開始。完璧なスケジュールだと思っていた。
超初心者が挑む富士登山⑩~誤算の始まり
「山の天気は変わりやすい」と一般的に言われているが富士山の天気はまさに目まぐるしく変わる。5合目から6合目まではほとんど霧の中のような状態で、Youtubeで見ていたような「うわー景色ヤバい!」「雲海がすごい!」というようなものは何も見えなかった。360度、どこまでも白いもやの中なのだ。
超初心者が挑む富士登山⑨~富士山をなめるな
今日目指す山小屋は8合目にある「蓬莱館」だ。標高3150mにあり、ちょうど頂上までの行程の中間地点にある。本当はもっと上の山小屋まで行っておけば翌日の頂上までが楽なんだろうけど、「一気に頂上付近まで行くと高山病のリスクが高まる」という情報と、たいていの山小屋のチェックインが遅くても20:00で、それまでにたどり着けるのか自信が無かった。
超初心者が挑む富士登山⑧~五合目「地獄」の入り口にようこそ
登山アプリの天気予報を見ていると、台風接近にもかかわらず富士山の状況は時間とともに良くなっていった。登山に向けてA-Eまで評価判定され、これはかなり刻々と変化する。Aは登山日和、Eは危険、という意味だ。頻繁に見ていると大体B判定で落ち着いている。多分問題ないだろう。