『グリッチ』(Netflix) 生き返ってもゾンビになるとは限らない

映画の部屋

「死者が甦る」と、普通はゾンビとなり一般市民に襲いかかるのが定番だったが、最近のトレンドは少し変わってきたのか。

ちょっと前に見た『KATLA(カトラ)』 (Netflix)はアイスランドのカトラ火山から死者が復活し、一般市民との間で混乱を招いていた。
そして今回見た『グリッチ』もまた死者が甦るやつだ。今、Netflixで配信されており、シーズン3まである。

最初、英語だったので米国のTVシリーズかと思って見ていたがなんかちょっと雰囲気が違う。
アメリカのどこかの田舎町が舞台だと思っていたが風景が醸し出す雰囲気がどうも違うのだ。
まもなくその理由が分かったのだが、これは「オーストラリア」だった。
2015年の作品で田舎町の設定ということもあり、電話はスマホだったが風景は昭和っぽい。

メルボルン近郊の田舎町で、ある晩、数人の死者が突然甦り墓から這い出てくる。
土の中から出てくるのだから当然泥まみれだ。
このシーンは『KATLA(カトラ)』と激似なのだが製作時期で行けばグリッチの方が6年くらい先になるからパクったとしたらカトラの方だな。
墓から這い出てきた死者たちは死んだ年代もバラバラで、なんで数名だけ選抜されて生き返ったのか、その目的も理由も分からない。甦った本人たちも分からない。ちなみに生き返ったばかりでは自分の名前さえも思い出せないようだった。さらに完全な健康体で、死んだときの年齢で甦っている。

1シーズン6話構成で、実は今、シーズン3に突入したところ。まだ最後まで見てないのでどういうオチに持っていくのか分からないがシーズン2からがぜん展開が面白くなる。
シーズン1を見ているときはブツ切れに少しずつ時間のある時に見ていたが、シーズン2に入りとてもそんな悠長なことを言っていられなくなった。

この前の土曜日の夜、何時から見始めたか覚えてないがずっと見ていた。
多分夜の12時前あたりからだったと思うが外ではやけに新聞配達のバイクの音がする。
なんでこんなに早くから配るのかと思っていたがそのまま止まらなくなり、何話か立て続けに見てしまった。
自分の感覚ではそろそろ夜中の1時半くらいと思っていたが、そろそろ寝るかと時計を見ると、なんと時計の表示は「3:50」を表示していた。
1話が大体50分くらいなので多分4話分くらいを一気に見てしまったのだろう。


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