AIが人間に牙をむく!『ウエストワールド』

映画の部屋

じつは『ヒューマンズ』と同時にもう一つ見ている海外ドラマがある。『ウエストワールド』だ。
『ヒューマンズ』のAIロボットが人間社会の中で意識を持ってしまって苦悩するのに対し、こっちは明確にAIの反乱だ。
何十年も前にユル・ブリンナー主演で映画化もされている。大掛かりで巨大な西部劇のテーマパークにAIロボットが送り込まれ、そこで遊ぶ「人間」は殺人だろうが強盗だろうが酒池肉林だろうが何をしてもいいという倫理観ゼロの「遊園地」を作ったという設定で、送り込まれたAIロボットはまさか自分がAIだなどとは思っていなくて普通に生活している。が、そこで遊ぶ人間に対しては絶対に危害を加えられないようにプログラムされている。大金を払って参加した人間はそこでAIロボットを相手にやりたい放題やっていいことになっている。
殺されたり不具合があるAIロボットはすぐに回収され、修理してまた送り出される。その断片的なデータが記憶として残っているのだが、これって巷で言う「前世の記憶」に匹敵する。やがて何度も生き返らせられたAIロボットは、次第になんか変だと気づき始める・・・。

実は第1シーズンのまだ第3話までしかたどり着いていない。1話が大体60分あって、これが第10話まであり、さらに第2シーズンがやはり10話あって、さらにさらに第3シーズンが8話まであるという。こんな長いの、途中で挫折せずにはたして最後まで見れるだろうか。『Xファイル』なら自慢じゃないが第9シーズンまで見て、劇場版まで見に行ったが、あれは主人公のモルダー捜査官がカッコよく、相手役のスカリー捜査官がまたこの上ない美女で、内容も地球外生命体や超常現象で私の興味にドストライクだったし、さらに一話完結スタイルだったからずっと見続けていた。しかし『ウエストワールド』は一話外したら多分意味が分からなくなるだろう。今でさえ少し分からないところがあるくらいだ。これにそんなに時間をかける自信がない。『半沢直樹』も録画したまままだ1話目も見てないのだ。他にも見たい映画もたくさんあるしなぁ・・・。



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