『ゴジラ・キング・オブ・モンスター』with IMAX

映画の部屋

今更だが『ゴジラ・キング・オブ・モンスター』の話。
ハリウッドゴジラの2作目、スピルバーグのトカゲゴジラもカウントするなら3作目ということになる。

今年の「絶対見るべき映画」の第1位だった。
場所は有楽町に新しく出来た「東京ミッドタウン日比谷」の中にあるシネコンで、もちろんIMAX劇場を選択した。
それくらいの価値はあるだろうと期待に満ちて当日に臨んだのだった。

この東京ミッドタウン日比谷のシネコンははっきり言ってスゴい。
IMAX」も巨大スクリーンの「TCX」も最新式音響システム「Dolby-Atoms」も全部揃っているのだ。
しかしこの夏、池袋に、さらにそれを上回るシネコンが登場したらしい。
「グランドシネマサンシャイン」だがまだ行ったことがないのでその詳細は謎のままだ。

さて、話はゴジラだ。
観終わってからもう数カ月たってしまったが、正直言ってストーリーをほとんど覚えていない。
そういえばキングギドラはどこから来たんだったっけ。X星人は出てこなかったから奴らが宇宙から連れてきたわけではないし。
モスラの幼虫が狂暴だったことは覚えているが、どういういきさつでラドンが出てきて、どういうきっかけでゴジラが出てきて怪獣バトルロイヤルになっていったのか全然覚えていない。
これはどういうことだろうか。

おそらく特撮が派手すぎて、ストーリーが記憶に残らなかったのだろう。
特撮はさすがハリウッドだけあって、確かにスゴイのだろう。
しかし結論から言ってしまうと、ちょっとやり過ぎの感が否めない。
スクリーンいっぱいに広がる怪獣同士の格闘シーンなど、もう画面に入りきらず、どこが頭でどこが足なのか、今映っているのはゴジラの体なのかキングギドラのものなのかもよくわからなくなっている。
もうIMAXがどうのとか関係ない。

観終わった感想は「疲れた」「おなか一杯過ぎる」という印象だった。
ここまで来ると、もう次のハリウッドゴジラはもういっか、という感じで、逆に庵野監督の「シン・ゴジラ」の続編ができるならぜひ観てみたい気分だ。

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