洋楽嫌いも納得の『ボヘミアン ラプソディ』

映画の部屋

『ボヘミアン ラプソディ』がなんか人気らしい、とニュースで知った。
クィーンの伝記らしいが、まだまだそんなに人気があったんだ。
高校の時の同級生の菅原修が当時クィーンを絶賛していたが、私は当時、小椋佳や松山千春や中島みゆき、さだまさしばかり聞いていて、そもそも洋楽に対する興味はゼロだった。
そしてこの歳まで洋楽にはそのまま一切興味の無い人生をブレずに生きてきた。
だからクィーンが伝説のバンドだろうが知ったこっちゃなかった。
大学の時の同じ軽音楽サークルに中澤サトコというやつがいて、こいつがフェイスブックで『ボヘミアン・ラプソディ』を絶賛する長文を書いていた。サトコの洋楽好きは知っていたが、お前はビートルズって言ってたじゃねーかと突っ込みを入れたかった。

そんな時、ある人から「今度『ボヘミアン ラプソディ』を観に行こう」と誘いがあった。
その人も別にクィーンのファンだったわけでもないが、「売れてるものには理由があるはず」という好奇心だったようだ。
「よりによってクィーンの映画か・・・」
検索すると2時間以上もある。絶対寝るな、おれ。
だいたいクィーンなんてモノマネ芸人でしか知らず、その曲などまるで知らない。
あれはファンが見るからこそ面白いのだろう。

そして当日、劇場は何と満席だった。シネコンで満席なんて珍しい。
結論から言うと、2時間はあっという間に過ぎていた。
そしてこれはIMAXかTOHOシネマズ日本橋のTCXスクリーン&ドルビーATMOSの劇場で観るべきだったと後悔した。
間違いなく今年の面白かった映画の第1位だ。
クィーンはおろか、洋楽にまったく興味の無い人間を見事に引き込んだ。
そして実際今、私はYoutubeなんかで映像を見返したりしている。

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