アバターの続編『アバター ウェイ・オブ・ウォーター』を見た。
もちろんIMAXだ。
しかもIMAXの中でもさらに新しい(らしい)「IMAXレーザーGT」とかいう、もうよく分からないけどとにかくスゴイらしい、というやつで見た。
前作のリニューアル公開の時は「4DX3D」という、椅子が動いたり振動したり風が出てきたりというアトラクション的な劇場で見たが、アバターに4DXは不要と理解したので今回は最新IMAXにした。
3時間超えの長丁場になるので事前にトイレもしっかり済ませておいた。
場所は「グランドシネマサンシャイン池袋」。
2019年にオープンしたシネコンで、IMAXの劇場は最上階にある。
とにかくスクリーンが巨大だ。
「TCX」というラージスクリーンがあるが、そんな比ではない。
国内最大となる18.9m×25.8m(高さ×横幅)のスクリーンだという。
小学校の時のプールが10m×25mだったからそれよりもデカい。
そもそも高さ18mと言ったらビルの6Fの高さだ。
今回は中央のプレミアムシートの前の列で見たが画面が近いうえにデカすぎて視界に入りきらない。
多分思い切って最後列で見たらちょうどいいのではないか。
そして今回も思ったけど、アバターの3Dはやはりスゴい。
レーザーだからなのかこのGTというところがミソなのか、あるいはこの劇場だからなのか分からないが音響もそれなりに体感のできる迫力のあるものだった。
映画の内容はというと「最初の10分で結末が分かる」という部類に入るが、映像技術は期待通り。IMAXの3D効果も抜群だ。
1作目もストーリーとしてはわりと先が読めてしまう感はあったが、植民地支配の理不尽さや横暴さ、人間の支配欲の醜さをストーリーの中に描いていて、先住民の怒りや悲しみが表現されていた。
2作目にはあまりそういう要素はなく、物語よりもひたすら「最先端映像技術で勝負しました!」といった感じか。
むしろ「こういう場面を作りたいからこういうストーリー展開にする」という、映像主導で脚本考えたんじゃないかとさえ思えてくる。
映像はともかく話としてはかなりありきたりな展開だと思うが、さらにエンディングはいかにも「3作目も作りますよ」と暗示させるような終わり方だった。
個人的には1作目で終えておけばよかったのにと思えなくもない。
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