糖質制限の驚くべき効果 後編

ダイエット

5kgの減量でまずズボンのウエストがだぶつくようになった。
寸法を測ってなかったのでマイナス何センチ、というのはわからないが、ベルトの穴は一つ縮まった。

1ヵ月ぶりに加圧ジムに行くとさすがにトレーナーは驚いていたが、同時に
「1カ月で5kgはやり過ぎです。カラダは非常にリバウンドしやすい状態になってるはずですから」
と、脅かされた。

それならもうしばらく今の食生活を続ければ体もその状態をデフォルトと認識して、おそらく2か月後くらいにはどれだけラーメンを食べようが甘いものを食べようが、もう太りにくい体になっているんだろうと勝手に考えた。
そして実際しばらくは体重にそう変動はなく、±1kg程度の範囲でキープできていた。

年が明けて、2月から4月の末までの3ヵ月間、仕事の事情でこの3ヵ月間休みゼロという状態が続き、運動というものが一切できなかった。
今までであればどんなに忙しくても週1回の土曜日のテニス2時間は絶対に欠かさなかったが、それすらも行けない状況に陥った。そして食生活はというと、季節がら夕食にラーメンという回数が確かに増えたが、自分としては「もうラーメン食べても大丈夫だろう」という気持ちがあった。確かに1回2回ラーメンを食べたからといって急激に何かがどうなるわけではないだろうが、今思えば勝手な思い込みと油断があったのは否めない。

そんな生活が3ヵ月続き、やっと一息つけた5月初め、恐る恐る体重計に乗ると、なんと3.5kgのリバウンド。
しかし1ヵ月5kgの減量実績があるので、どうせこれもすぐに落ちるだろうと考えていた。

そして加圧ジムの代わりにキックボクシングのジムに鞍替えした。週イチの加圧トレーニングでは辛いだけでなかなか効果が出にくいこと、そしてやはり料金の高さがあった。そして私が鞍替えしたキックボクシングのジムは低価格で年中無休、朝は7:00から夜11:00まで、月何回でも行き放題、という魅力的なシステムで筋トレと有酸素運動、ミットトレーニングが中心の怪我の心配のないメニューで、おまけにおそらく会員の6割近くは女性である。はるか昔に勘違いで何年も空手道場に通い毎回スパーリングで痛い思いをしてきた私にとってはまさに夢のようなジムだった。
このジムに私は5月からキッチリ週2回、余裕があれば週3回通いだした。夢のようなジムではあるが、やってる内容はそこそこキツイ。加圧の時と違って全身運動だ。体にとってはこっちの方がいいに決まってる。

そんなこんなで3ヵ月。さて、私の体の変化はというと・・・。

タニタのさらに最新式デュアルインナースキャン体組成計で計測すると体重、体脂肪、内臓脂肪、基礎代謝等々、ほぼ変化なし。

なんでだ?

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