夢の中の逃亡

スピリチュアル

自分が死にそうになる夢というのを今までも何度か見たし、自分が誰かを殺してしまった夢も見た。

これは前世の記憶か、たまたまテレビや映画で見た記憶を自分の疑似体験として記憶に混ざってしまったからなのか、それとも今後、身に降りかかってくる予知夢なのか。そしてイヤな夢というのは起きた後もしばらく後味が悪い。
そんな夢が最近多い。これはストレスがたまっているからだろうか。

巨大地震に遭遇したまたま高層ビルにいたおれはそのビルが真ん中で折れてビルもろとも崩壊する夢、突然の炎に包まれ逃げ惑う夢、原爆が落ちたか何かでまもなく自分も死ぬであろう場面の夢、など死に直面する夢を何パターンか見てきたが、2日前に見た夢もなかなかぐったりとする夢だった。

それはなんと、おれが死刑の順番待ちをしている夢だった。

理由はわからないが2列に並ばされ、順番に死刑が執行されていく。その死刑の方法というのが、金属バットで背中(というか頭なんだろう)を殴っていくという、なんとも原始的なものだった。1回殴ると殴られた人はすぐに死んでいった。
順番を待ちながら、あんなやり方で即死できるのだろうかと考えていた。痛いのは嫌だな、1回で瞬間的に死ねればいいんだけどな、などと考えていると、途中で金属バットから道具がハンマーに変更された。これで頭を殴るのだ。イメージではあるが金属バットよりハンマーで殴られる方が痛いんじゃないだろうか。明らかにハンマー式処刑の方に恐怖を感じた。
なぜか別におれは縛られてるわけでもなく、逃げようと思えばいつでも逃げられる状態にあった。

いよいよ自分の番が回ってきた。逃げるなら今しかない。

その瞬間、おれは後ろの狭い壁と壁の間に体をカニのように滑り込ませ、そのまま外に出た。眼下には川が流れていた。
そしておれは夢中で走って逃げた。心のどこかで「逃げ切れるわけがない」と知りながらも無我夢中で逃げた。走っていても全く疲れは感じなかった。

しかしこれを現実に置き換えた時、まさに屠殺場の豚や牛はまさにこのシチュエーションではないか。そしてそれは順番が回ってきたら決して逃れられない。処刑前の豚や牛は涙を流すという。その恐怖や無念さの片鱗を夢の中で体験した気分だ。
ああ気分が重い。

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