猿の惑星 征服

映画の部屋

先週金曜日、会社の帰りに途中の駅で降りてシネコンのレイトショーで
『猿の惑星 創世記ジェネシス』を観ていこうと思っていた。
9時15分から始まりだから多少仕事が長引いても間に合うだろう。
終わるのは11時15分ということだが、最終電車には間に合うはずだ。
さらにレイトショーなら料金も1200円とお得だ。

ところがなぜかこの日、6時半あたりでちょうど仕事のきりがついてしまった。
まだ時間はかなりある。外に食事に行ったがそれでもまだ時間が余っている。
しばらくダラダラしていたが、だんだんバカバカしくなって、結局この日は
帰ってしまった。
そして代わりといってはなんだが、TSUTAYAで原作の『猿の惑星 征服』を借りてきた。

今までかなりうら覚えだったが、しかしセリフなどかなり正確に憶えていたのに
ちょっと自分でも驚いた。

以下、ラストのシーザー(猿のリーダー)とマクドナルド(良心のある人間)との掛け合い。
猿の軍団が市を占拠し、迫害を続けてきた州知事を捕まえ広場に引きずり出したところ。
取り囲んだ猿たちは「この恨みはらさでおくべきか」と今にも知事を殺そうとしている。
そんな状況を見てマクドナルドが叫んだ。

マクドナルド「シーザー!これで正しいのか?」
シーザー  「猿の観点でか?」
マクドナルド「憎悪と暴力しかない。なんの権利で殺す」
シーザー  「奴隷の権利で暴君を罰する」
マクドナルド「シーザー、奴隷の子孫の私から慈悲をお願いする」※マクドナルドは黒人
シーザー  「私は人類ではない」
マクドナルド「知ってる。進化した猿の子孫だ」
シーザー  「私の子孫が地球を支配する」
マクドナルド「より悪い方法でか?」
シーザー  「人類ほど悪くない」
マクドナルド「暴力で自由を勝ち取れるもんか。明日は・・・」
シーザー  「明日では遅すぎる!超能力を持つ昆虫が現れ地球を支配するかもしれない」
マクドナルド「猿のほうがマシか」
シーザー  「ずっとだ。今日の勢いを見ろ。5つの大陸の猿が明日は立ち上がる」
マクドナルド「ナイフを持ってか。火炎瓶を振りかざしてか」
シーザー  「火があれば煙が立つ。その煙の中で今日からは我々の仲間が作戦を練り戦い続ける。人類滅亡の日までだ。人類には地球を任せられない。人類は戦い合い、かけがえのない地球を破壊している。都市は核で汚染され海は死に、大地は荒廃している。最後の悲劇から私は仲間を救うのだ!そして我々の都市を築くが人類は受け入れない。我々だけの国と軍隊を持つ。宗教も政治も我々のものだ。その新しい時代が今ここで始まった」
マクドナルド「・・・・・・」
シーザー  「・・・・・・だがもう恨みは忘れよう。武器を捨てよう。火が必要な夜は過ぎた。かつての我々の主人はいまや我々の召使いだ。人類でない我々が人道主義を実現させよう。運命は神のご意思だが猿に支配されるのが人類の運命であろう。同情と理解を持って使うことにしよう。復讐は既に果たした。猿の惑星が今夜、めでたく誕生した!」

どうも活字にするといっぺんに迫力が無くなるなあ。実際のものはシーザーの声のトーンややりとりの微妙な間(ま)がゾクゾクする。このラスト数分間のためだけでもこのDVDはレンタルの価値がある。

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