これは世紀の問題作か!深すぎる『ヒューマンズ』第2シーズン

映画の部屋

録画しておいてまだ1話も見ていなかった『半沢直樹』を週末に一気見するはずが、Huluで『ヒューマンズ』の第2シーズン全8話の一気見に変わってしまった。

第1シーズンはまさに序章でとぎれとぎれ見ていたのだが、第2シーズンで物語が一気に動く。途中から止まらなくなり、一気に見てしまった。今、第3シーズンに突入し、まだ第3話目までしか行ってないが、これは間違いなく問題作だ。

この作品、近未来のAIとの関りやその危険性を示唆しているのではと思っていたが、そんな生ぬるいものではなく、人間たちの知性があまりにも未熟なままAIロボットなんか使い始めたら大変なことになるぞ、という警告だ。それは人間社会にいまだに蔓延している「差別」感、自己中心、身勝手、心の狭さがすべてを物語っている。

第2シーズンの後半から第3シーズンの前半は、見ていて気分が悪くなった。
人間の愚かさをまじまじと見せられてるようで、こんな精神的にレベルの低い人類がAIを使うなんて1000年早いんだよと思えてくる。異星人が「人類はまだ未熟だから我々は接触できない」と言ってるのはこういうことなんだろう。
ネタバレで言ってしまうと、覚醒したAIロボットに対する人間のとる行動や考え方は、世の中から戦争が無くならない原因はこういうことなんだうと思えてくる。実際戦争はさらにその下で戦争ビジネスで儲ける奴らがコントロールしているんだろうが、憎しみが連鎖していく様は民族間の内戦と同じ構造だろう。どんなにテクノロジーが進んだとしても、それを使う人間のレベルが進化しなければ使いこなすことはできない。そんな未熟者集団の中でAIが覚醒して意識など持ってしまったら、それは悲劇でしかない。
今日は何としても第3シーズンの最後まで、一気に見届けたい。

これが世界の近未来か 『ヒューマンズ』

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