「2021年12月22日 冬至」
アセンションへのゲートが完全に閉まるのだという。
しかも今回が「本当に最後」だという。
思い起こせばコロナ騒ぎが始まった2020年春頃よりにわかスピリチュアリストが大量発生して
「今度の春分には・・・」
「アセンションが始まる・・・」
「宇宙から大量のエネルギーが・・・」
などと煽りまくってYoutubeで荒稼ぎをしていた。
春分が終わって何も起こらなければ「今度の夏至で大きくゲートが開き・・・」となり、当然そこでも何も起こらなければ「今年の冬至が最大のチャンス」とどんどん引き延ばし、まさにアセンション詐欺のような様相だった。
コロナ禍でテレワークが一斉に始まった頃、多くの人が精神的に不安定に陥ったと思う。
人は心が不安定になると目に見えない「力」に頼りたくなる。その助けの求め先が新興宗教だったりするとちょっと厄介なことになるが今回はスピリチュアル業界が大変潤ったのだろう。
「アセンション」だの「次元上昇」だの、証明する必要が無いので言ったもの勝ちの世界でもある。
しかしそういうおれも2019年のTV番組でバシャールの「これから世界は物理的に二極化していく」という発言にただならぬものを感じた。
「合わない人とは物理的に会わなくなる」というものだ。
ちょうど武漢で初めてコロナウイルスが見つかった頃だ。コロナは瞬く間に世界に広がり4月には多くの会社がテレワークを導入していった。
100年前、200年前にはスペイン風邪やペストの大流行でこういうパンデミックは経験したのだろう。しかし医学が発達した現代社会において、今生きてる人たちにとってもまさに前代未聞の事態だ。「物理的な二極化」が本当に起きようとしてるのか。
「合わない人とは物理的に会わなくなる」って、いるなぁ会社に・・・。そいつの顔を見なくてよくなるのなら二極化大歓迎だ。
そんな中で米軍がUFOの映像を公開したりして、いよいよ異星人が表立って人類の前に現れるのか、とも期待していた。
テレワークが増えるとあちこちでひずみが出てくる。
「コロナ鬱」とか「コロナ離婚」とかも聞こえてきたが十分ありうるなと思った。
おれも若干情緒不安定な中、ホントかウソか分からないがYoutubeでこのスピリチュアリストたちの言動はわりとよく見ていた。
しかし結局何も起こりはしないし異星人も現れなかった。
結局は何も変わりはしないのだろうと思っていたら、ここ最近またYoutube上でスピリチュアル業界が騒がしい。
それが
「2021年12月22日の冬至で完全にゲートが閉まり、目覚める人と眠ったままの人とに二極化される」
というもので、「今回が最後」と言ってるところがミソだ。
おそらく冬至が過ぎても日付が1日進んだだけで世の中は何も変わっていないだろう。
その時スピリチュアリストたちはなんと言うのか。
たぶん来年以降「冬至に間に合わなかった人たちのために救済プログラムがあるのです、今度の春分には・・・」とか言い出すのだろうな。
しかしそれでも何かを期待している自分がいる(汗)。
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