これがはたして龍の効果なのか②

スピリチュアル

今年に入り、半信半疑のまま「龍」を求めて神社に行き続け、その都度大した信仰心も無いまま一応いろいろなお願いだけはしてきた。
そのおかげかどうか分からないが仕事上では「クソ会議」を免除されたりその後の4月のイベントでの様々な困難もことごとくクリアされてきた。

「本当に龍はいたのか」と「半信半疑」から、少しだけ「信じる」方へのレベルがアップした。
だからイベント直後にはとりあえず龍が「見える」(龍のモニュメントが置いてある)田無神社と荏原神社にお礼にと再度行ってみたりもしたのだ。



さらにゴールデンウィーク明けには夜行バスで京都・奈良へ行ってみたり、家の近所の神社へさえも行ってみたり、相変わらずSHINGOのYoutubeを見まくったりして、このままいけば数か月後には自分にも本物の龍が見れたりするんじゃないか、との期待が膨らんでいた時だった。

「近々部署内で席替えをする」

とボス猿が言い出した。

思い返せばおれがこの部署に来た時以来、ずっとおれの席の斜め前にこのボス猿が座っていて、コロナが始まった2年前の席替えでおれは奇跡的にボス猿から8mくらい離れた別の島に移動できた。

これはボス猿から離れることは悲願でもあったので感動的だった。

しかしその後社内のおれに対する抵抗勢力の陰謀により再びボス猿の島に連れ戻されそうになったが、かろうじて約4mほど離れた場所で落ち着いていた。

今回の席替えで、その配置プランは当日までボス猿の中で極秘にされていた。

そして発表当日、その座席表を見ておれは目を疑った。

なんとおれの左隣り、しかもこっちを向いてボス猿の席がある。
つまりおれは自分の席に座ると常に左側からボス猿に見られてる位置になる。

なんとも不自然な配置だった。
しかしこれは部署の全員が胸をなでおろした瞬間だったろう。

「ああ良かった自分じゃなくて・・・」

みんな会議では忖度はするくせに自分がボス猿の近くに行くのはイヤなのだ。
つまり一番の貧乏くじをおれが引いた形である。

なんでこんなことが起こるのか。
最近の神社で自分がお願いしてきたことを思い出してみた。

いろいろあるがその中でも「仕事のしやすい環境を」というのは毎回外さなかったはずだ。
そしてその効果はじわじわ出てきているなと実感しているところでもあった。

クソ会議を外れ、おれの参加するプロジェクトにボス猿もいたのだがある事情で次年度はボス猿はこのプロジェクトから降りるということで話が進んでいた。

すべては順調なはずだった。
それが一気に形勢逆転だ。
おれの思考は混乱した。
これは一体どういうことだ。

いくつかのパターンが思い浮かんだ。
①今年以降の様々な状況変化は守護霊のおかげで、「感謝する相手が違う」と守護霊が怒った。

②実はこの後またビッグなサプライズ展開が待っていて、そのためのスパイス


③いいかげん今の会社を辞めなさい、というサイン


どれもありそうだ・・・。
しかし目下の急務は、この息の詰まりそうな席でいかにメンタルを保っていくかだ。

パーテーションを置いても斜め後ろから見られてはその効果は半減する。
そうだ、結界代わりにこの前奈良に行った時に東大寺の前のお土産店で買った龍の置物を置くか。

東大寺のお土産店で買った龍


しかしそれは会社のデスクに置くにはいささか大きすぎて、けっこう目立ちそうだった。
気持ちだけでもなんとかバリアを張りたい。

WEBで「龍 置物 小型」で検索すると、楽天市場でちょうど良さそうなサイズのものが見つかった。
しかも安い。まあこれなら買ってみるか。

商品は注文すると翌日には発送され、翌々日には手元に届いた。

開けてみると

おお!
これは想像以上にいいではないか!!!
今、おれの机の上にはこの手乗り龍が鎮座し、魔除けとなって結界を張っている。

つづく

コメント