今さらだけど『梨泰院クラス』を初めて見てみた

映画の部屋

韓国ドラマ『医心伝心~脈あり!恋あり?』があまりにもツボにハマり、全16話をもう一度最初から見てしまった。そして見終わってしまった後の喪失感から、ほかの韓国ドラマも見てみようと思った。しかし『医心伝心~』がストーリー、キャストともにあまりにもパーフェクトだったので、これを超える韓国ドラマなんてあるのだろうかと思っていた。単純なラブロマンスだったら全く興味がないのだ。
そこで今話題のAiチャットに「評価の高い韓国ドラマ教えて」と質問を投げてみた。
そこで浮かび上がってきたのが『梨泰院クラス』だった。

韓国ではかなりの高視聴率で、日本で話題になったのはなんと2020年頃というからコロナの始まった頃か。さらに『六本木クラス』というタイトルでリメイクされたらしい。なんとも安易なぱくりタイトルだ。昔、黒澤明の『用心棒』が『荒野の用心棒』、『七人の侍』が『荒野の七人』としてリメイクされた。

それはいいとして、最初「梨泰院」を「りほういん?」と読んでいたが「イテウォン」と読むのか。つまり「いてうぉんくらす」というのだな。
韓国の小さな居酒屋がトップ企業に挑む復讐劇、などと紹介されてたので、いくらAIチャットのお勧めでもこれはないなと思っていた。主人公らしき男も妙なヘアスタイルをしている。「復讐」という時点でもう陰湿な暗さが漂ってくる。もっと痛快で明るいのが好みなのだ。しかしキャストをよく見ると、なんとあの『The Witch 魔女』の主役、キム・ダミが出ているではないか。さらに中田敦彦のYoutubeでも「感動した、(ヒロインに)恋をした」みたいに絶賛している。
ならばということで見てみた。

舞台は韓国の梨泰院だが、そもそもこの「梨泰院」というのもどこにあるのか知らなかった。明洞なら知ってたが梨泰院はソウルの西側にあるらしい。後で知ったが昨年のハロインで将棋倒しの大惨事があり、大統領の責任問題にまでなった所がまさに梨泰院だった。

ドラマはこれも全16話で、しかも各話とも1時間以上ある。
果たして第1話からさっそく不幸な展開が待っていた。こんなの16話も見たらもう生きていくのがイヤになってしまうのではないか。しかしそれでも1話、2話と見て、3話目からようやく魔女のキム・ダミが登場した。しかしあれ?なんか太った・・・? 顔がまんまるだ。こんなの魔女じゃない!

最初は暗い展開のまま進むのかと思っていた。実際コメディドラマではないので笑えるようなシーンはほとんどないのだが、随所随所にスカッとする展開がちりばめられていた。
先週まで見ていた『医心伝心』でさんざん寝不足のつらい毎日だったが、今週も結局同じようにハマってしまい寝不足の毎日が続いたのだった。





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