突然ブログ経由でメールが届いた。
差出人はなんと「バシャール」となっている。
何かのいたずらか。
メッセージ本文には
「宇宙の法則」五原則」 バシャール
とあり他に特にコメントはなく、URLが書いてあった。それもYoutubeのURLだ。
開いてみると、バシャールのコンタクティ、ダリル・アンカの番組だった。
多分このチャンネルを運営している人がたまたま私の記事を見つけ、「書いてある内容がバシャールの言ってることと違う」と思って送ってきたものなのか、ただ単にバシャール関連の記事を書いてる人に片っ端から送っているものなのか、その真意は分からない。
バシャールの記事を書いたのはコロナが始まった頃だ。
リモートワークが導入され、週2回くらいテレワークになった。
本来なら喜ぶべきところなのになぜか精神が不安定になり、「このままではコロナ鬱になる」と危機感を持ったものだ。
ちょうど時を同じくしてにわかスピリチュアルのyoutuberたちが雨後の竹の子のように大量発生し、「ゲートが閉まる」だの「アセンションに乗り遅れるな」だのさんざん煽り立てていた頃だ。
結局何も起こらずにコロナは終息し、世の中はコロナ前の状態に戻るような雰囲気だが、当時のコロナ騒ぎはいやおうなしに「いよいよ世界の大変革が始まるのか」と思わせるには十分だった。
いみじくも、年末に関暁夫が「やりすぎ都市伝説」でバシャールを紹介し、バシャールと交信できるというコンタクティ、ダリル・アンカを全国区に知らしめたのだ。
バシャールとは地球外知的生命体なのだろうが、いわゆるUFO業界でおなじみのコンタクティ、ビリー・マイヤーやアダムスキーのようにキワモノ扱いはされずにスピリチュアル界で大切にあがめられている。
そのバシャールが「目覚めた人と眠ったままの人の間で物理的な二極化が始まる」と言っていたのだ。そうだそうだ、これは一体どうなったのか。
当時の自分で書いた記事を改めて読み直してみると、二極化は「コロナ終息後」と書いている。
つまりまさにこれから始まる、ということだろうか。であれば、なんちゃってスピリチュアルのYoutuberたちは最後の稼ぎどころである。
コロナ終息と言えば、不思議なことに自分がコロナに感染した昨年末以降、ピタリと自分の周りに感染者がいなくなってしまった。
コロナが世界中にまん延した頃は、コロナが終わったら世の中の仕組みもがらりと変わるのではないかと考えていた。
働き方改革でもテレワークは当たり前、通勤ラッシュは無くなり人々は相当数が地方に移住する、などと考えていたがそれはあっさり外れたようだ。
わが社では「いつテレワークを終了にするか」などと議論してるし、通勤ラッシュはもうずっと前から元通りになっている。飲食店もイベントもスポーツジムもマスクは解禁。
結局のところ「何も（コロナ前と）変わらない」というオチだったのか。
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