SF映画の金字塔と絶賛されたスタンリー・キューブリック監督の『2001年宇宙の旅』を最初に見たのはたぶんまだ20代の頃ではなかったかと思う。当然リバイバル公開だ。
シネコンなんかできるずっと前の時代で、かすかな記憶では新宿のわりと大きな映画館だったと思う。
あまりにも絶賛されていたので宇宙もののSF特撮大スペクタル、人類VS地球外生命体のようなものだと思っていた。
初めてこの映画を観た時はまず睡魔との戦いがあった。
オープニングからしばらくは類人猿のシーンがダラダラ続き、いつ宇宙が出てくるのかと待ちくたびれ、やっと宇宙に行ったかと思うと宇宙空間で使われているBGMはゆったりしたクラシック音楽。
どうしたって眠気を誘う。
さらにストーリーは難解極まりない。
というか途中までは分かるのだが、後半からラストにかけては何がどうなっているのか全く意味が分からなかった。
この解釈についてはすでにいろいろな人が自説や他人の説をパクりながら動画解説もしている。
ほんの1週間前くらいか、なぜかわからないが突然またこの『2001年宇宙の旅』が見てみたくなり、
Amazonプライムビデオで無料だったので早速見てみた。
冒頭の人類の夜明けのシーン、これがやはり長い・・・。
そして宇宙のシーンに変わる。
ああこれだ、このクラシックだ。
絶対眠気を誘うやつだ。
多分劇場で見た人は全員このシーンで眠気と戦い、4割の人はノンレム睡眠に入っていただろう。
今回は注意深く内容を見ていった。
あまりに眠くなった時は一旦再生を止めた。
分かりづらいところは巻き戻しながら見ていった。
そして最後のクライマックスから伝説のラストシーン・・・!
「やっぱりわかんねーよ!何なんだよこれ!」(心の声)
今見ても、もう絶望的に意味不明である。
これを「わかる」人なんて監督以外にいるのだろうか。
そこでふと思い出したのだがこの映画を初めてみた直後、おれは文庫本で原作を買って読んでみたのだ。すると原作ではストーリーが少し違っていた。そしてよく覚えてはいないが原作では物語に納得していたように思う。
しかし今、もう一回改めて映画版を見直しても、なぜこれが「SF映画の金字塔」とまで絶賛されるのか全く理解ができない。
ただ、この映画が作られたのが1968年というから、確かにその当時を考えたらものすごい特撮技術だったろう。それは十分納得できる。しかし物語の内容は謎だらけだ。
ストーリーはある意味哲学的だし、議論好きの奴らが「あのシーンの意味は・・・」などと自分だけは理解できたみたいな気になっていただけなんじゃないかと思う。
しかしそんなおれのこの映画に対する数々の疑問を「お、なるほど」と思わせてくれる動画があった。
「自分は宇宙人である」と自称する妙なYoutuberで怪しさ満載だが、ちょっと面白かった。
コメント
採り上げていただき ありがとうございます。本人です( ´艸`)
動画を気に入って下さって嬉しいです♪
ブログ主さんが 幸せでありますように♡
まさかご本人からコメントをいただくとは光栄です。もちろんチャンネル登録してますよ!いくつか動画見てあなたがホントに宇宙人だと確信しました。