落ちない脂肪の謎と美味プロテイン

アンチエイジング

今年の健康診断の日が決まった。12月初めだが、それまでにこの体をなんとかしたい。
自慢じゃないが運動は結構している方だと思う。週3回はジムで約1時間半ほど筋トレと有酸素運動、毎週日曜はテニススクール、と言っても私のクラスはたいてい3人くらいしかいないので部活のような特訓になる。こんな生活がもう2年以上続いている。その前は加圧トレーニングに週1だが一年ほど通った。普通であれば私の体はバキバキのサイボーグのようになっていてもいいはずだ。
しかし・・・体形も体重も体脂肪もbefore、afterでほとんど変化がない。私の使っているタニタの体組成計は体脂肪と内臓脂肪も測れるが、体脂肪は0.数パーセントのほとんど誤差の範囲でしか変化がなく、内臓脂肪に至ってはここ数年、ほぼ数字が固定してしまっている。さすがにそれはおかしいと最近ようやく思い始めた。もしかしたら壊れているのか。しかし実際体形にも変化はないし・・・。
今年はコロナの影響で春から夏にかけてジムが休業し、テレワークが中心になったときにかなりリバウンドしたようで、8月後半にジムが再開してからはなるべく行くようにしていたが、そんな努力がまるで水に流されていくかのように効果が出ない。
私の全身には皮下脂肪が乗ったまま、これがまるで呪いのように一向に減らない。まったく謎である。腹筋のメニューもかなりやっている。「体脂肪が16%くらいになると腹筋が割れてきます。腹筋というのはもともとシックスパックに割れていて、その上に脂肪が乗っているから見えないだけなのです」とyoutubeで誰かが言っていたが、お腹にへばりついている脂肪は全く減る気配がなく、私のシックスパックははるか地中深く埋もれたままだ。
食生活だって別に毎日スィーツを食べてるわけでもなく、アイスやジュースも控えているし、コーヒーはブラックに変えてあるし、ジムに行ったときは基本夕飯は食べず、プロテインだけ。つまり週3回の夕飯はプロテインだけなのだ。
そこまでやっていたにもかかわらず何も変わらないとはどういうわけだ。

プロテインで思い出したが、プロテインが世に出始めた頃、当時なんちゃって武道家を目指していた私はすぐにこれに飛びついた。
「これでおれもブルース・リーのような体になれる」
通販で確か8,000円くらいしたと思う。広告には「アミノ酸スコア100の高品質」と書かれていた。アミノ酸スコアとか言われても全く意味も分からなかったが100だからとにかくスゴいんだろうと思った。
商品が届き、初めて飲んだ時は驚いた。
「何だこれは!」
ただのでんぷんの粉のような、ひとことで言って「まずい」だけのものだった。さらに溶けにくく玉になりやすい。みんなホントにこんなの飲んでいるんだろうか。毎回飲むのに苦労しすぐに継続不能になった。
今ではいろいろなメーカーがプロテインを発売するようになり味もずいぶん改良されたようだが、相変わらずマズいものも店頭に並んでいる。そんな中で数年前にネットで見つけ、いまだに愛用しているのが「アルプロン」という会社の「ベリー&ベリー味」だった。この会社のは牛乳などにも溶けやすく、プロテインの中でも味は相当いいほうだと思う。長らくリピートしていたが、新味が出ていた。プロテインは合わない味を買ってしまうと消費するのに苦労するのであまり冒険はしたくないのだが、この間の楽天スーパーセールの時、思い切って1kg(これが最小単位だった)のものを2種類購入してみた。「フルーツミックス味」と「レモンヨーグルト味」だ。
結果、「フルーツミックス味」は大正解。「ベリー&ベリー」よりも美味しくてリピート確実。「レモンヨーグルト味」はまだ試していない。

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