社畜日記

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面接日記

面接日記 その3(フィットネスクラブ編の続き)

採用試験に先立ち、会社の説明があった。そしてちょっと気になったのが「水泳教室の指導員」がメインの仕事ということだ。水泳なんか教えられないよ。クロールしかできないもん。やはり同じことを他の人たちも思ったのだろう。誰かが質問した。「自分は特に水泳部だったわけでもなく、
面接日記

面接日記 その2(フィットネスクラブ編)

「何をやりたいか…」考えてみると、そう、おれはもともと体育の教師になりたかったのだ、高校生の時までは。自分が体操部にいたということもあったが、理由はそんなことではなかった。 当時考えていたのは、運動の苦手な子にとって、体育祭とか水泳大会は1年のうちで最もつまらない日だろう。
面接日記

面接日記 その1(製薬メーカー編)

世間では「(大学)3年生になったら就職活動を始めるのだ。OB訪問とかしてどんどんして根回しを始めなきゃ間に合わないよ」とよく言われたものだ。就職雑誌には「人気企業ランキング」などが載っていた。東京海上火災やサントリーなどが名を連ねていた。
社畜日記

酒飲みの論理 その2・・・忘年会

入った情報によると、わが社でも忘年会をやるらしい。今年1年間、歓送迎会をはじめとする社内飲み会を全て断ってきた私としては最後の試練になる。しかしこの1年で社員の顔触れは半分入れ替わっている。最後までブレずに断るべきか、あるいはやっぱりそこは大人の分別として参加すべきだろうか。
社畜日記

酒飲みの論理 その1

社会人になってから、いまだに理解できない酒飲みたちの習性がある。ビールがコップに半分くらいになるとすぐに継ぎ足すのはなぜだろう。夏場なんか、せっかくビールが冷えている時にこれをやるとぬるくなるじゃないか。「キンキンに冷えたビールを・・・」などと言ってるくせに矛盾している。
社畜日記

掃除機の訪問販売

訪問販売といえば、私が国分寺市の恋ヶ窪という所で一人暮らしをしていたころ、その部屋でダニが大発生した時があった。体中を刺されたが夏場だったので半袖だけど恥ずかしいしでそれは大変だった。ある日曜日、突然電話がかかってきて「布団のクリーニングをその場で行います。ただ今キャンペーン中で一枚500円でやっています」と電話がかかってきた。これはちょうどいい。
社畜日記

太陽光発電の訪問販売

太陽光発電の訪問販売がやってきた。これまでも太陽光発電の訪問販売は何度か来ていたが、ことごとく断ってきていた。その一番の理由は「損なのか得なのかよく分からない」の一言に尽きる。「ただ今キャンペーン中で、費用は一切かかりません」と言いつつ、無料なのはパネルだけで工事費は別途必要だったり、その逆の「工事費だけは無料だけどパネルは有料」などもあったような気がする。
社畜日記

ダメダメ営業マン

Softbankからウィルコムへの変更により3年間で42万円の節約を発見したおれが次に目をつけたのが「車」だ。便利ではあるが金食い虫の代表格である。毎月のガソリン代、毎年の税金と保険、さらに2年に1度の車検など、所有しているだけでもどんどん金が流れ出てしまう代物だ。
エッセイ

【家族旅行】発熱39.6度の下田…後編

ホテルは和室だったが、なんと敷布団がテンピュール(類似品ではない)だった。これは感動的な寝心地であった。温泉に入り、テンピュールで熟睡・・・明日は本当に全快だ!と思っていた矢先、またメールが来た。会社の奴からだった。突然緊急ミーティングがあり、どうやらおれが悪者になっているという。何だそれ?
エッセイ

【家族旅行】発熱39.6度の下田…中編

前の晩は「なんとしても治さねば・・・」という焦りから、かえって眠れず、おそらく眠りについたのは深夜の2時過ぎだったと思う。それから少し夢を見て、朝5時半に起きた。なんとか熱は下がっていたが、カラダがふらつく。何しろ39度を超える熱が出ていたのだ、そう簡単に全快するわけが無い。しかし妻には「全然平気」とうそをつき、6時半に出発した。
エッセイ

【家族旅行】発熱39.6度の下田…前編

確かに疲労は溜まっていた。それは肉体的疲労ばかりでなく、精神的なストレスのボルテージも相当高まっていた。「おれの人生はこのままでいいのだろうか」「最優先事項は家族を守ること。当たり前の話だ」「しかしそれではおれの人生は結局我慢で終わってしまうのか」「世のほとんどのおとーさんたちは皆そうしているのだよ」「それではあまりにも寂しい人生じゃないか」そんな自問自答を最近ずっと繰り返していた。
社畜日記

がんばれ伊藤くん(仮名)・・・後編

伊藤くんは2年半ほど私の部署にいたが、その後社長が思いつきで始めた新しい展示会の担当となった。この新しい展示会とは私がやっている展示会の会期中に社長が「こんな名前はいいよな」と、ネーミングだけ考えてマーケティングゼロで始めたという、ちょっと常識では考えられないようなビジネスモデルだった。
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