会社日記

エッセイ

酒飲みの論理 その3

うっかり飲み会に行ってしまった。おれとしたことがうかつだった。飲み会に行ったメンバーのうち二人が相当飲むことを知っていたので、おれは前日、たまたま通りでもらったチラシの店に予約をしておいた。ところが何かの手違いで、予約がちゃんと取れてないことが当日発覚した。
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面接日記 その3(フィットネスクラブ編の続き)

採用試験に先立ち、会社の説明があった。そしてちょっと気になったのが「水泳教室の指導員」がメインの仕事ということだ。水泳なんか教えられないよ。クロールしかできないもん。やはり同じことを他の人たちも思ったのだろう。誰かが質問した。「自分は特に水泳部だったわけでもなく、
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面接日記 その2(フィットネスクラブ編)

「何をやりたいか…」考えてみると、そう、おれはもともと体育の教師になりたかったのだ、高校生の時までは。自分が体操部にいたということもあったが、理由はそんなことではなかった。 当時考えていたのは、運動の苦手な子にとって、体育祭とか水泳大会は1年のうちで最もつまらない日だろう。
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面接日記 その1(製薬メーカー編)

世間では「(大学)3年生になったら就職活動を始めるのだ。OB訪問とかしてどんどんして根回しを始めなきゃ間に合わないよ」とよく言われたものだ。就職雑誌には「人気企業ランキング」などが載っていた。東京海上火災やサントリーなどが名を連ねていた。
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酒飲みの論理 その2・・・忘年会

入った情報によると、わが社でも忘年会をやるらしい。今年1年間、歓送迎会をはじめとする社内飲み会を全て断ってきた私としては最後の試練になる。しかしこの1年で社員の顔触れは半分入れ替わっている。最後までブレずに断るべきか、あるいはやっぱりそこは大人の分別として参加すべきだろうか。
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酒飲みの論理 その1

社会人になってから、いまだに理解できない酒飲みたちの習性がある。ビールがコップに半分くらいになるとすぐに継ぎ足すのはなぜだろう。夏場なんか、せっかくビールが冷えている時にこれをやるとぬるくなるじゃないか。「キンキンに冷えたビールを・・・」などと言ってるくせに矛盾している。
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ダメダメ営業マン

Softbankからウィルコムへの変更により3年間で42万円の節約を発見したおれが次に目をつけたのが「車」だ。便利ではあるが金食い虫の代表格である。毎月のガソリン代、毎年の税金と保険、さらに2年に1度の車検など、所有しているだけでもどんどん金が流れ出てしまう代物だ。
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がんばれ伊藤くん(仮名)・・・後編

伊藤くんは2年半ほど私の部署にいたが、その後社長が思いつきで始めた新しい展示会の担当となった。この新しい展示会とは私がやっている展示会の会期中に社長が「こんな名前はいいよな」と、ネーミングだけ考えてマーケティングゼロで始めたという、ちょ...
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がんばれ伊藤くん(仮名)・・・前編

今年、我が社、というか私の前の会社は退職ラッシュだった。なぜ前の会社のことを知っているかというと、前の会社と今の会社はグループが同じなので同じフロアにいるから分かるのだ。7月以降、毎月一人ずつ辞めていき、その中には元、私の部下も二人い...
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転職日記|入社2か月目の理不尽

入社して2ヶ月が過ぎたとある土曜日だった。その頃会社は月3回土曜日出社だったが、土曜日に関しては出社時間も退社時間も適当で、みんな10時ぐらいにやってきては3時くらいに帰っていった。その日、おれはコンサートに行く予定だった。昔からファンだったシンガーソングライターの「きくち寛」が久しぶりに東京でライブをやることになっていたのだ。
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転職日記|展示会という仕事

私の転職した会社は「新聞社」ではあったが、同時に「展示会」というものをやっていた。前職でいえば、出展していた側だが、今度は主催者だ。この展示会については他の社員からもいろいろ噂は聞いていた。「この会社は春に辞める人が多い」というものだった。展示会はたいてい3月に行われていたのだが、これで完全に疲弊してしまい辞めていくのだという。
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転職日記|押し込めた記憶

「会社」シリーズを書き始めて分かったことがあるのだが、入社当時のことを思い出していると、うつになりそうだ。入社一年目はとにかく辛かった。だから無意識に思い出さないようにしていたのかもしれない。しかし思い出す作業をしていると、かなり鮮明に記憶していることに我ながら驚く。と同時に当時の情景や感情までもが蘇ってくるので、それはそれで結構きつい。
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