本当に新型コロナに感染した②

新型コロナ

2年前であれば新型コロナの陽性宣告をされるというのは恐怖でしかなかった。
ニュースでは医療機関の逼迫が連日報道され、何よりも

コロナ感染⇒強制隔離⇒あっという間に肺炎(レントゲンで肺が真っ白)⇒瀕死状態もしくは本当に死亡。生還できたとしても謎の後遺症でそれを直す手だては無い⇒近くにいた人も連鎖感染

という構図が頭にあった。
コロナ生還者のYoutube動画もたくさん上がっており、いかに危険で過酷なものかの体験談が語られていた。
陽性判定後にそれまで元気だった人が数時間後には死んでしまった、というケースも何度もニュースで見た記憶がある。

当時のニュースを思い出すと、誰もいないニューヨークの街とかインドで全土外出禁止だとか中国戒厳令だとか欧州でどうしただのそんなニュースばかりだった。
だからその頃は本当に映画の『感染列島』や『コンテイジョン』のようなことが現実に起こるのだろうと想像していた。

しかし2年経ち、会社の中にも特にこの1年間で多くの感染者が出て、それぞれが10日くらいで全員復帰して誰も死んでない。

そういう現実に見慣れてしまったのか、今回自分が陽性宣告をされたところで特に恐怖という感覚ではなく、インフルエンザに罹ったから1週間会社には行けないな、程度の認識しかなかった。

それは家族も同様で、鬼嫁でさえ2年前に「コロナにかかったかも知れない」疑惑の時は、「この部屋から一歩も出るな!」と、おれを完全隔離した。
家の中でトイレや風呂などおれが通ったところはその都度殺菌消毒していた。
しかし今回は「えーもういい加減にしてよ」となじるだけで自分たちの防御は特に何も気にしていないようだった。

おれはとりあえず「寝る」ことにした。
人間の心身のメンテナンスと回復の王道はやっぱり「睡眠」だろう。
それから今後1週間をどうしようかと考えた。

AmazonプライムビデオやNetflixで映画を見まくろうか。
Youtubeで「あとで見る」に保存していたやつを一気に見ようか。
しかし眠りについて3時間後くらいたった頃、熱がどんどん上がっていき、さらにのどに痛みが出てきた。

夜には熱は39度を突破した。

コロナワクチンの副反応でも発熱がほとんどなかったので、これはたぶん5年ぶりくらいの高熱だ。
そしてのどの痛みはどんどんひどくなっていった。
水を飲むのもつらい。

こんなことなら喉の薬ももらっておけばよかった。
せっかく医者に「喉の薬はどうしますか」と聞かれたのに、その時は強がって「いりません」と断っていたのだ。
医者の前で元気を装わなくてもいいのに何を見栄を張ってたんだろう。

翌日、昨日のクリニックに電話し、喉の薬も追加で処方してもらった。
早速飲んでみたがどうも効いてる気がしない。

高熱は3日くらいで収まったが喉は3日たっても痛いままだった。
以前いびき治療に喉の奥のレーザー切開手術を真剣に受けようと思ったが、切開手術では回復までに2週間はかかるという。
ああやらなくて良かった。

結局まるまる1週間会社を休んだ。

4日目以降、家で仕事をしようと思えばできなかったわけでもないが、当然ながらそんな気分ではなかった。
ではYoutubeやAmazonプライムビデオやNetflixを観まくっていたかというと、実はそうでもない。
この一週間は本当に寝てばかりいた。
昼間寝てたら夜、眠れなくなりそうなもんだが不思議なほどちゃんと眠っていた。

最初の3日ぐらいは眠っても会社の夢ばかり見て起きた時に非常に不愉快だったが回復するにつれそういやな夢ばかりでもなくなった。

問題の後遺症。

復帰当初、「味覚と嗅覚が薄い」ということに気がついた。
匂いはわりと近くまで行かないとよくわからない、食べていても最初はちゃんと味を感じるがそのうち曖昧になっている。
だから表現としては「味覚と嗅覚が薄い」というのがしっくりくる。

しかしこれも復帰1週間後には元通りになった。

もう一つ後遺症といえば、せっかくおとなしくなっていた「いびき」が完全復活している。
「いびきラボ」のアプリで記録しても結構スゴイことになってる。
このままでは家族が「今度こそ手術(喉の奥のレーザー切開)しろ」とか言い出しかねない。
これはいつ収まるのだろう・・・。

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