Nobu

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エッセイ

酒飲みの論理 その3

うっかり飲み会に行ってしまった。おれとしたことがうかつだった。飲み会に行ったメンバーのうち二人が相当飲むことを知っていたので、おれは前日、たまたま通りでもらったチラシの店に予約をしておいた。ところが何かの手違いで、予約がちゃんと取れてないことが当日発覚した。
面接日記

面接日記 その3(フィットネスクラブ編の続き)

採用試験に先立ち、会社の説明があった。そしてちょっと気になったのが「水泳教室の指導員」がメインの仕事ということだ。水泳なんか教えられないよ。クロールしかできないもん。やはり同じことを他の人たちも思ったのだろう。誰かが質問した。「自分は特に水泳部だったわけでもなく、
面接日記

面接日記 その2(フィットネスクラブ編)

「何をやりたいか…」考えてみると、そう、おれはもともと体育の教師になりたかったのだ、高校生の時までは。自分が体操部にいたということもあったが、理由はそんなことではなかった。 当時考えていたのは、運動の苦手な子にとって、体育祭とか水泳大会は1年のうちで最もつまらない日だろう。
面接日記

面接日記 その1(製薬メーカー編)

世間では「(大学)3年生になったら就職活動を始めるのだ。OB訪問とかしてどんどんして根回しを始めなきゃ間に合わないよ」とよく言われたものだ。就職雑誌には「人気企業ランキング」などが載っていた。東京海上火災やサントリーなどが名を連ねていた。
エッセイ

サンダーバード

以前、ツイッターで「自衛隊は災害時に活躍する国際救助隊に名称を改めればいい。どこの国とも交戦しないのだから銃も戦車も戦闘機もいらなくなり、代わりに救助活動のための大量輸送機だの掘削機だの最新鋭の機械を導入するのだ。世界の喝さいを浴びるぞ」と...
育児の部屋

体罰教師

息子が来年いよいよ小学校に上がる。もちろん近所の公立だ。私が1年生の時の担任は花沢先生と言って、名前からして優しい女の先生だった。3年生になった時、初めてクラス替えというものがあり、横溝先生という男の教諭になった。この男はおれに「じゅんぞう...
社畜日記

酒飲みの論理 その2・・・忘年会

入った情報によると、わが社でも忘年会をやるらしい。今年1年間、歓送迎会をはじめとする社内飲み会を全て断ってきた私としては最後の試練になる。しかしこの1年で社員の顔触れは半分入れ替わっている。最後までブレずに断るべきか、あるいはやっぱりそこは大人の分別として参加すべきだろうか。
本棚

一家に一冊!『原発報道』-東京新聞

名も『原発報道』。1890円もする本だが私は迷わず即買した。 ホームページの紹介文では次のように書かれている。『 「東京新聞の原発記事が読みたい!」という全国からの声に応えました。「スクープと調査報道」、「折々の報道と連載『レベル7』『福島作業員日誌』」の2部で構成。福島第一原発事故の直接原因となった全交流電源喪失への対策見送り、経産省資源エネルギー庁による誹謗中傷的な報道チェックなど、
エッセイ

駅立ち

私の使っている田舎駅では選挙に関係なく、毎月必ず誰かしら「駅立ち」をやっている。これが迷惑この上ない。特に今、駅の改装工事をしていて改札前が狭くなっているのにそんなことまるでお構いなしにど真ん中に立って自分の名前を連呼している。こんな空気の読めないヤツに政治なんか任せられるか。
映画の部屋

「エヴァンゲリオン新劇場版・破」

「記憶」というものは結構ウソをつくらしい。精神分析学ではおそらくこれを明快に説明できるのかもしれないが、これは実生活においてはなかなか厄介だ。前の会社の社長は超健忘症だった。言ってもないことを「何度も言ってんだろ!」「この間も言ったろ!」とか「おれはそんなこと言ってない!」「おれは聞いてない!」とか、本当にやつの頭の構造を疑ったものだ。
社畜日記

酒飲みの論理 その1

社会人になってから、いまだに理解できない酒飲みたちの習性がある。ビールがコップに半分くらいになるとすぐに継ぎ足すのはなぜだろう。夏場なんか、せっかくビールが冷えている時にこれをやるとぬるくなるじゃないか。「キンキンに冷えたビールを・・・」などと言ってるくせに矛盾している。
社畜日記

掃除機の訪問販売

訪問販売といえば、私が国分寺市の恋ヶ窪という所で一人暮らしをしていたころ、その部屋でダニが大発生した時があった。体中を刺されたが夏場だったので半袖だけど恥ずかしいしでそれは大変だった。ある日曜日、突然電話がかかってきて「布団のクリーニングをその場で行います。ただ今キャンペーン中で一枚500円でやっています」と電話がかかってきた。これはちょうどいい。
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