いつまで続く?『スター・ウォーズ/スカイウォーカーの夜明け』

映画の部屋

スター・ウォーズの最終話、『スカイウォーカーの夜明け』だ。
長かったがやっと完結か、と思ったらまだあと3本作るらしい…次回作は一体何年後になるのか。

この冬公開したスター・ウォーズ最新作だが、前作のストーリーもすっかり忘れてしまっているので、公開当初は行こうかどうしようか迷っていた。
ところがタイミングよく年末にテレビで放映してくれたのでそれを見て、とりあえずは復習できたので、まあ行ってもいいかなぐらいの気持ちでいた。
スター・ウォーズともなれば、どうせ見るならIMAX、最低でもDolby-Atmosは外せない。
しかし時間が経てば経つほど公開劇場も限定され、IMAXの劇場も他の作品に取られてしまう。
ネットで調べるとやはり『キャッツ』とか『ジョーカー』とか、別に映像や音響などどーでもよさそうな新作にかなり侵食されていた。
また上映の枠も1日2回とか、上映の時間枠も選択肢がどんどん少なくなっていく。

それでも結局私は昨年夏に池袋にできたグランドサンシャインという劇場の、「IMAXレーザー・3D」というもので見ることができた。
「IMAX」と「IMAXレーザー」は何が違うのか。
WEBをみると、要は映像の鮮明さと音響がさらにパワーアップしているようだが、画質の鮮明さなんてもう一般ピープルにはその差なんて見ている分にはわからない。ただ、入館の時に配られた専用メガネは確かに今までのIMAXのとは違っていた。

そもそもスター・ウォーズは次回作の公開まで間(あいだ)が空きすぎだ。新作公開の時には大体前回のストーリーを忘れてしまっている。
さらにややこしいのが物語の時系列だ。
スター・ウォーズの初公開は1977年。
それから1983年までに続編、続々編が公開された。いわゆ「旧3部作」と言われるものだ。
しかしそのなんと16年後の1999年、突然『スター・ウォーズ エピソード1』が公開された。
時系列ではこっちが先なのだとわけのわからないことを言っていた。
世界で最初に公開された第1作が、
「実は物語の4番目なんです。これから公開するのが本当の第1話なんです」
と後になって言われてもややこしくてしょうがない。
その後公開されたのが
「実はこれ、本当の第2話なんです」
「時系列ではこれが第3話で・・・」
なんと2005年までに新作3本を公開した(新3部作)。

結局順番としては「新3部作」である4話、5話、6話、そして「旧3部作」の1話、2話、3話につながるのが正しいと。そしてさらに10年たって2015年に公開されたのが7話です!って、ますますよくわからない。
そのあたりをWikiペディアではさすがによくまとめられていて、どうしてこんな順番になったのか、その背景まで詳しく書いてある。
そしてそれぞれの作品のあらすじが書かれているが、それを読んでいると今度は話が壮大すぎて混乱してくる。

で、今回の『 スカイウォーカーの夜明け 』だが、今回の劇場、気のせいかさらにスクリーンが巨大になってる感じがする。最前列のシートはなんと海辺やプールサイドによくあるチェアのようにフラットに近いリクライニングした形状だった。

映画自体は映像も音響も確かにすごいし、ストーリーも落ち着くところに落ち着いた感じだった。
満足感も高かったが、エンドロールが終わり、会場を出るときに再び最前列が目に留まった。
あそこで寝そべりながら見ると、どんな映像になるんだろう。
かなり興味がある。

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