急に思い出したのだが、昨年の今頃、ものすごい駄作映画を劇場で観てしまった。
ジャッキー・チェンの『カンフー・ヨガ』だ。
ジャッキー・チェンは昔から大好きで、ほとんどの作品を観ている。
そもそも60歳過ぎてあれだけ体が動くというのはそれだけでスゴすぎる。
テレビでCMも流れているし、久しぶりに相当気合の入った作品なんだろう。
そんな期待もあって、久しぶりの新作をわざわざ劇場で観たのだ。
結論から言えばこの映画は『インディージョーンズ』と『踊るマハラジャ』を足して2で割った、近年まれに見る三流映画だった。
B級どころではない。
金返せもんである。
最初は冒険活劇かと思いきや、最後は敵と味方が一緒に踊ってエンドロールという最悪の終わり方だった。
こんな気分の悪い映画は久しぶりだった。これは間違いなく自分史上サイテー映画のベスト3に入るだろう。
ワースト1位は『アポロ18』。これは揺るがないだろうな。
すると第2位かな。しかしなんでジャッキーはこんな映画に出たのだろう。
ジャッキー・チェンの最高傑作は誰が何と言おうと『プロジェクトA』だ。これはもう他の追従を許さない完ぺきな作品だった。
それを思うと『カンフー・ヨガ』との落差は尋常ではない。
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