インディペンデンス・デイ リサージェンス

映画の部屋

1996年に公開した「インディペンデンス・デイ」の続編、「インディペンデンス・デイ リサージェンス」だ。
前作をおれは有楽町のでかい映画館で観た。
その頃はまだシネコンなんて無かったし、特撮映画はとにかくでかい映画館で観るのが鉄則だった。
「インディペンデンス・デイ」はその映像、迫力ともに期待以上で、ストーリーに無理はあるものの、そこはハリウッドだ、深く考えてはいけない。

そして今年、コレド室町のシネコンでスターウォーズを観たとき、予告編でやってた「インディペンデンス・デイ」の続編は必ずここで観ようと思った。
シネコンながらTXTという巨大スクリーンで音響システムもDOLBY-ATMOSという他に類のないものだった。天井と左右の壁面に何か所も取り付けられたスピーカーで、スターウォーズの時のまるで地響きのような体感轟音システムはかなりの迫力だった。

とある金曜日、早速予約を取り、私は最終部の上映に期待を膨らませて臨んだ。
劇場に入ると、当然だが壁と天井にLEDランプで縁取られたスピーカーがいくつも配置されてる。
うん、これだこれだ。映画は当然3Dを選んだ。
これから2時間のアトラクションが始まる。

30分経過・・・
1時間経過・・・
1時間半経過・・・

あれぇ?
そしてついにエンドロール。
おれは暗闇の中で考えた。
感動?特にない。
迫力?スターウォーズのほうが全然上。
映像?特にこれといって・・・
これは続編を見事にハズした典型だろう。

インディペンデンス・デイが外れた今となっては、この夏の「シン・ゴジラ」にかけるしかない。

この「シン・ゴジラ」、地元のシネコンで4D(椅子の動くやつ)でやっているという情報があった。
よし、これで行こう、とおれは考えていた。
そんなある日、TVのCMで「シン・ゴジラ」が流れているのを見て、鬼嫁は

「これ、夏休みにみんなで観に行こうか」

と言った。
え!ゴジラ観たいのかよ。
妻は3Dとか絶叫マシンとか大嫌いで、一緒に行くとなるとフツーの2Dを見るしかない。

「えーでもうちの子、怪獣には全然興味ないじゃん」
「でもうちらが行くっていえば一緒に行くんじゃない?」

なんだお前が観たいんじゃん。

封切後の「シン・ゴジラ」の評判はすこぶるいい。
なんとしても4D、あるいはせめてIMAXで観たい・・・。

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