老化が嫌なら肉を食べるな食事も減らせ

グルメの部屋

「そもそも人は食べすぎである」
「食事を減らしても問題ない。なぜならあなたはすでに太っている」
「空腹こそが若返り細胞を活性化させる」

中田敦彦のYoutube大学とサラため動画の結論だ。それは大いに説得力があった。さらに「ヴィーガン編」では肉食について再度大いに考えさせられた。「動物の搾取に加担したくないから肉をやめる」という人が続出しているという。畜産動物を工場のように大量生産しているという「ファクトリーファーム」の動画はまだ見てないが、多分見たら衝撃を受けるのだろう。それは察しがつく。何年か前に「中国毛皮産業の闇」というYoutube動画を見た時の衝撃は今でも覚えている。人間はこんな残酷なことができてしまうのかと、まさにトラウマものの動画だった。そこにはキツネやウサギやタヌキ(?)、白アザラシの子供などから「生きたまま」毛皮を剥ぐ映像がたくさん出ていた。
ヴィーガンとは「完全菜食主義」だからまあそこまではいかなくてもベジタリアンの端くれではいたい。食事量も1日1食とまではいかなくても、1日2食なら十分可能だろう。食事の量を減らすことも、「空腹=アンチエイジング」と思えばそんなに苦にはならないはずだ。

「よし、今日から実践だ!」
と思ったその日、退職予定の後輩からランチに行こうと誘われ、我々は「ステーキランチ」を食べた。早速初日から頓挫だ。


次の日のランチは何を食べていいかわからず、駅前周辺から商店街を歩き回り、結局ランチ難民になり最後はコンビニで「大豆スープ」とツナサンドを買った。

土曜日、所用で実家に帰ると、「肉を食べに行こう」という話になり、家族で駅前のデニーズに行った。
みんなは当然肉料理を頼んでいた。
「おれ最近ヴィーガンだからな、肉はちょっとな・・・」
「え?こういう時は食べたいもの食べりゃいいんだよ」
妹は口が悪い。
(ベジタリアンになるのは明日からにしようかな・・・)
しかし必死の思いで「十穀米野菜カレーとオニオンスープを・・・」と注文した。


おれの前と隣で母親と妹がカットステーキのCセットを食べている。
おれは悔しまぎれに妹に言った。
「お前いいのか、肉なんて動物の死骸なんだぞ」
「いつまで生きられるかもわからないのになんで食べたいもの食べないの?健康のためとかって、何勝手にこの先ずっと生きていられると決めてんの、バカじゃない?明日死ぬかもしれないじゃん」
こいつ口は悪いが言ってることは一理ある。

自分の中で好きな食べののベスト3を挙げるなら
 第1位 ラーメン
 第2位 焼き鳥
 第3位 揚げ物
だろう。
「もう今日から絶対焼き鳥食べちゃダメだからね。餃子だってダメだし、ラーメンだってチャーシューなんか入ってたらダメだからね。ホントはラーメンのスープもダメなんだよ」とか言われたらかなりキツイ。パスタだってペペロンチーノにベーコンは必須アイテムだろう。
今、大体週3回通っているジムは、そこに行くまでの道のりにラーメン屋が6件ほどある。ジムも換気のため窓を開け放っているが、道路の向こうが居酒屋で、時折焼き鳥の香ばしいにおいが窓から入ってくる。会社帰りの駅前にある総菜屋では、帰る時間はだいたい閉店間際なのでいつも「焼き鳥ただいま全品1本88円」と張り紙が出ており、これがいつも大変魅力的なのだ。

ヴィーガンへの道は果てしなく遠く感じるが、慣れてしまえばそもそも肉を食べたいとか思わなくなるのだろうか。


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