ロシア映画で今度のテーマは「パラレルワールド」だ。
『アトラクション 制圧』がかなり良かったので今回も期待をもって見てみた。今ならGAO!で無料だ。
タイトルは『パーフェクト・ワールド 世界の謎を解け』で2018年の製作だからかなり新しい。
2時間くらいあるので、途中まで見てつまらなかったらイヤだなと思い、WEBでレビューを検索してみた。評価はそんなに高くはなかった。
『パーフェクトワールド』というタイトルで検索して出てくるのはケビン・コスナー主演のほうがほとんどで、これはまさにヒューマンドラマ。
Youtubeで予告編というかネタバレを観たらそれだけで泣いてしまった。多分本編を全部見たらトラウマになるだろうな。予告編で泣いたと言えば『南極物語』だ。あれも絶対本編は直視できない。
さて、実際に見た感想としては「悪くない」。が、ちょっと複雑で設定がよくわからなくなったりする。うっかりうとうとしたら少し前に戻って、というのを繰り返すことになる。この映画、新しいだけあってまさに現在のロシアの風景、街中やオフィス街、夜のビル街などが映し出され、「へえ、ロシアってこんな感じなんだ」と、ロシアの「今」を垣間見た気分になる。
特撮もやっぱりよくできていて俳優たちの演技も上手い。
内容としては主人公が突然パラレルワールドに迷い込むと、そこは風景も登場人物も全く同じなのに誰一人として自分のことを知らない。偶然迷い込んだというより仕組まれたのか。塔の中に軟禁され、そこはいろいろな次元の世界に行くゲートの役割をしたところで、主人公は検閲官のような仕事をさせられるが、本当の目的はとある世界へのゲートを開くことだった(?)。いや、違うのかな・・・最後は元の世界に戻ったのかどうか実はよくわからない。とにかくちょっと複雑なのだ。たぶん2回見たらちゃんとストーリーも理解できそうだがやっぱり2時間はぶっ続けで見るには長い。でも今なら無料だし、見ても損はない作品。
こっちはケビン・コスナーの『パーフェクトワールド』。パラレルワールドは全然関係ないが、泣く。
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