2人に1人がかかるがんのリスク

アンチエイジング

「山本“KID”徳郁ががんで死亡、41歳」

色々な意味で衝撃的なニュースだ。山本“KID”徳郁は紛れもなく天才的格闘家だ。その言動やパフォーマンスや全身の入れ墨は個人的にはaあまり好きではなかったが、2004年の大みそかに行われたK-1のトップファイター魔裟斗との試合は彼の天才ぶりを見せつけられた思いだった。

まあそれはいいとして、死因は胃がんだという。いまどき胃がんで死ぬ人などもはやいないのだろうと思っていた。歌手の小椋佳などは胃がんの手術をしたら糖尿病まで治ってしまったと言っていた。

今、日本人の死因の1位はがんで、2人に1人ががんにかかり、3人に1人ががんで死ぬそうだ。そういわれてふと芸能人のがんの報道を見ると確かに多い。吉田拓郎、桑田佳祐、坂本龍一、宮迫博之、市村正親、つんく、渡辺謙、和田アキ子、柴田恭平、小堺一機、間寛平、山田邦子、麻木久仁子、石坂浩二、渡哲也、中村獅童・・・ネットで検索するとゾロゾロ出てくる。まるで風邪をひいたことある人、というぐらい実は身近な疾病と言えるのかもしれない。
今までがんなんて老人がかかるものだと思っていたが最近では年齢はあまり関係なさそうだ。30代からどんどんかかっている。これは脅威だ。「自分は関係ないもんね」などと言っていられる場合ではないのだ。

がんの1位は胃がん、2位が大腸がん、3位は肺がん。
タバコを吸わない自分はとりあえず肺がんのリスクは無いと信じている。

「3人に1人ががんで死ぬ」というが、ついこの間東京新聞にがんの生存率の一覧表が出ていて、それによるとすい臓がんなどを除き、おそらく平均すると70%以上の生存率だった。イメージとしては、「もうがんでは死なないんだな」という印象だった。しかし最近では有賀さつき、小林麻央、本田美奈子、樹木 希林もそうだし、死亡率は決して低くないのだろうか。

「がんは家系」という都市伝説もある。

ちなみに私の父方では、父の兄弟はほとんどがんで亡くなっている。しかし皆、大酒のみで肝臓がんが死因だった。母方では祖父ががん、母の兄ががん、弟ががんだ。おお、これでは立派ながん家系と言えそうじゃないか。私の父は喘息で亡くなり、母はまだ生きているがとりあえずがんではない。しかし実は一昨年、私の姉に大腸がんが発見された。手術をしてつい先日精密検査をしたが再発は無かったらしい。

こう見ていくと、今まで無縁だと思っていたがんがますます身近に感じてきたが全然うれしくない。

自分ががんになるとすれば、確率的には1位の胃がんか2位の大腸がんになるのだろうか。

そんなさなか、会社の同僚が大腸ポリープの摘出をした。歳も近い。そうなのだ、2人に1人ががんになるということは確率2分の1。これは客観的に見れば相当高い確率でがんになる可能性があるということだ。本当だろうか・・・。にわかには信じがたいが、肺がんのリスクは限りなくゼロに近いので、まずは大腸がんと胃がん対策だな。

腸内環境と言えば乳酸菌と食物繊維と相場は決まっている。そうだ、これから毎日ヨーグルトを食べよう。とりあえずそれだけでもリスクは大幅に軽減されたような気がする。食物繊維はどうやってとるのが効果的だろうか。まあ方法はいくらでもあるだろう。最近テレビで「キムチが大腸がんを予防する」というのがやってたそうで、今、スーパーのキムチコーナーは売り切れ続出だという。キムチの乳酸菌が効果的だというのだろうが、そうすると毎日キムチを食べてる韓国では大腸がんが少ないのだろうか。しかしこれもネットで調べると、韓国でも大腸がんは第2位だ。話が違うじゃないか。

胃がんはストレスの影響が大きいんじゃないだろうか。メンタル的なものだと結構厄介だ。運動を続けて発散させていくのがいいかも知れないが他の部位、例えば肝臓や腎臓や脳はどうすればいいのだろう。

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