酒飲みの論理 その1

会社日記

初めて就職した会社で先輩と初めて出張に行った時のこと。
1泊2日で奥多摩だったが、特に宿も決めていなかった。
夕方、先輩が道すがら見つけた旅館に交渉してそこに泊まることになった。

夕食時、おれはもちろん空腹だったからすぐにでも「晩御飯」を食べたかった。
「まずはビールでいいよね」
先輩は言った。
別に酒なんか飲みたくなかったが、一応社会人になったばかりなので
「あ、そーですね・・・じゃあ・・・」
と大人の対応をしてみた。

そして宿の人がビールを持ってきた。
「お食事は後でよろしいですか?」
「(いいわけないじゃん)え?今すぐ持ってきてください」
おれは即座に言った。すると先輩は
「もう食べちゃうの?」
と聞いてきた。もうも何も、夕飯じゃないか。
「え、何でですか?」
「ごはん食べちゃったらお酒飲めなくなっちゃうでしょ」
へー、酒飲みたちはそういうふうに考えるんだ。

社会人になってから、いまだに理解できない酒飲みたちの習性がある。
ビールがコップに半分くらいになるとすぐに継ぎ足すのはなぜだろう。夏場なんか、せっかくビールが冷えている時にこれをやるとぬるくなるじゃないか。「キンキンに冷えたビールを・・・」などと言ってるくせに矛盾している。

大人数での飲み会に多いのが、まだあちこちでビールが残っているのに「あとビール5本追加ね!」とかすぐ頼む奴。誰が飲むんだよ。結局大量に余って、しかも支払いは割り勘。全く納得がいかない瞬間だ。

それから本当に迷惑で理解できないものに、目上の人についでもらう時は、コップを空にしてから受けるのが礼儀という摩訶不思議。なんでいちいち飲み干さなければならないのだ。

今の会社での飲み会。話題が遅かれ早かれ必ず下ネタに行き着く。お約束のように100%下ネタ談議になるのはなぜだろう。
いつもそうなるということは、やっぱりみんなそれが楽しいのだろうか。
みんなが楽しくて私一人がしらけてるというのは、私の感覚に問題があるのだろうか。

「酒でも飲みながら腹を割って話そうよ」というのも全く理解できない。
酒の席でなければ本音は言えないということか。

大抵の居酒屋はとにかくうるさい。話が全然聞こえない。
なぜ酒を飲むとみんな声がでかくなるんだ。

実は今年1年、社内の歓送迎会及びいわゆる「飲み会」というものを一切拒否してきた。「送別会に出ないなんて信じらんない」とか「冷たい」とか「付き合い悪い」とかいろいろ言われたが、ブレずに全部断ってきた。飲み会に行かなくなった原因はいろいろあるが、一言で言ってしまえば「あまり楽しくない」ということになるのだろうか。楽しくもないところにプライベートの時間を割くのはバカバカしいと思ったのだ。大人なんだからこそ、そこは自分の気持ちに従ったのだ。酒が好きなやつは好きなもの同士で行けばいいのだ。

まもなく忘年会シーズンがまた始まる。
すると帰りの電車の中が臭くなる。勘弁してほしい。

酒飲みの論理 その2・・・忘年会

酒飲みの論理 その3

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