驚異の3D映像『アバター』

映画の部屋

スゴい映画ができたもんだ。アカデミー賞受賞の『アバター』だ。
3DもスゴイがCGもスゴイ。ストーリーもなかなかいい!
ストーリーのモデルは、いかにも先住民インディアンを虐殺して植民地化した欧米人、あるいはもっと雰囲気的に近いのは自然と調和し精霊とともに生活してきたアボリジニ(アメリカのインディアンもそうか)を「未開人」として近代武力をもってこれを駆逐・侵略し、オーストラリア大陸をぶんどった英国が明らかにストーリーの原型となっているのだろう。単純明快なストーリーだ。
この単純なストーリー展開でほぼ3時間の上映時間があっという間に過ぎた。
『ロード・オブ・ザ・リング』も長かったが、やはり途中で中だるみがあった。
『十戒』なんて途中で休憩時間が設けられているほどの長丁場で、確かに飽きた部分もあった。
しかし『アバター』の3時間はまるでジェットコースターで、あと1時間くらいあっても寝ない自信がある。
しょっちゅうではないが、たまに仕事帰りに映画を観たりすると、「つかみ」がなかなか来ない(弱い)映画だとたいてい冒頭で眠たくなるが、『アバター』は3D映像そのものが強烈な「つかみ」になっている。しかも地球最先端のCG技術はもうアニメの世界のようになんだって作れる。
この映画はDVDやブルーレイで観るものではなく、劇場で3Dメガネで見なければ価値は半減するだろう。まだ見てない人はすぐ見るべきだ。今日観に行くべきだ。

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