1990年代に話題になったサイババ。自らを「神の化身」と言うが、単なる怪しい新興宗教ではない。その発する言葉は深く優しく、オーラはスゴかった。
インド聖地巡礼の旅⑤~神に願いを
アシュラムでの1日は、朝と夕方のダルシャン以外は基本的に何もやることがない。敷地内には売店と食堂があるぐらいで、敷地の外にはサイババグッズのお土産店がひしめいていた。多くの外国人は読書をしていたり瞑想していたり掃除をしていたり、あるいはどこかへ出かけて行ったりと様々で、もう何か月もこのアシュラムで暮らしている人も多いそうだ。
インド聖地巡礼の旅④~神との遭遇
1日遅れで「聖地」入りした我々の最初のダルシャンだ。いよいよリアルサイババが見れるのか。いやがおうにも期待が膨らむ。その日は理由はわからないが、アシュラムとは別の場所でダルシャンが行われることになった。と言っても歩いてすぐのところにある屋内施設だったが。
インド聖地巡礼の旅③~神に手紙を書く
朝と夕方にダルシャンという、いわゆる礼拝があり、そこにサイババは登場するのだ。到着日の夕方の記憶がないのでこの日はダルシャンがなかったのかもしれない。そして翌日からおれたちの「神との遭遇」が始まるのだった。
インド聖地巡礼の旅②~神の化身はどこにいる
そして翌朝、いよいよサイババのいるアシュラム(修練場というか合宿所みたいなもの)に行くのだ。これは2カ所あり、本店は「プッタパルティ」というところにあり相当大きな施設らしいが、今回我々が行くのは南インドの「ホワイトフィールズ」と呼ばれる場所で、
インド聖地巡礼の旅①~「そうだインドへ行こう」
サイババは神の化身だという。この本を読む前に週刊誌か何かでサイババの写真を見たときは正直ドン引きだった。まるでデビュー当時の井上陽水のようなアフロヘアでオレンジのローブ(ワンピース)。ビジュアル的にもこの人が神の化身だといわれても「勝手に決めるな」と反発したくなる。