vs オミクロン

アンチエイジング

オミクロンの猛威でなんか感染者数がスゴいことになってる。
連日「過去最高」とニュースで流れてくるが、通勤電車などは相変わらず混んだままだ。
PCR検査や抗原検査が無料になったので検査数が増えて、それに比例して感染者数(陽性反応者)が増えただけではないかという気がしないでもないが、オミクロンはエアゾル感染をするというから今までのコロナとは少し違うらしい。厳密にいえば「空気感染」とは違ちょっと違うらしいがかなり近いものだと想像できる。
こうなるともう防衛策としては自分の免疫力を高めておくしかないだろう。
「オミクロンは無症状が多い」
「オミクロンはかかっても軽症で済む」
などと言われているから世の中の空気もあまり緊張感が無いように思う。
というかやはりもう慣れきってしまったのだろう。
コロナの登場時やデルタ株が騒がれてた頃は感染時の症状もそうだが特に後遺症に危機感を持ったものだ。

このオミクロン騒動の中でわが社でも3名、立て続けに感染者が出た。
同じ部署でデスクも割と近い位置関係にあったが、おれは食生活、運動、睡眠はほぼパーフェクトだった自負もあり、自分は絶対大丈夫だと思っていた。ジムはほとんど人のいない時間に行き、運動後のシャワーではお湯と冷水を交互に浴びて自律神経を引き締めるようにしていた。
さらに言えば、4月にイベントが控えており、今コロナの陽性反応が出て10日も自宅待機なんていう事態は絶対に避けたかった。なので街中で「PCR検査無料実施中」などの看板が出ていても行くことはなかった。

「自分が感染してたら周りの人にうつさないために」という人がいるが、
「出社している以上、感染したらそれは己の免疫力のせいだから自己責任」とおれは持論を展開していて、「アンチおれ」の奴らから「利己的」とひんしゅくを買っていた。

先週金曜日に、「今回の3人の感染者のうちの1人と社内で1時間くらいミーティングをしていた」という理由で突然強制的にテレワーク命令が出た。全く不本意だった。
さらに翌月曜日、「抗原検査をしてから来い」ということになった。
しかし連日の感染者の増加でもはやどこの薬局でも検査キットが品薄状態になり、検査はできない状況だった。検査キットが医療機関に優先的に回さなけれていたからだ。
仕方ないのでAmazonで注文した。

会社でさんざん自分は絶対大丈夫と言い張り、ジム通いもやめなかかったのに陽性だったりしたら、ちょっとこれは面倒なことになる。
10日間の自宅待機は、業務にいろいろ支障をきたすのはもちろんだが、おれの信用は一気に無くなるだろう。「それみたことか、だから言わんこっちゃない」と喜ぶ奴らもいるだろう。
うーんそうなったらかなり形勢は不利になる。
しかしまさか陽性なわけがない。
しかしそういえばなんか喉もちょっと乾燥気味だし・・・。
なんかだるい気もするなぁ・・・。

そして翌日、朝の9時過ぎに抗原検査キットが到着した。

開封してそのパッケージを見ながらまた考えてしまった。
これをやったら必ず白黒はっきりしてしまう。
おれは2年前の己のコロナ容疑の時を思い出した。
あの時も結果を待ってるときはドキドキしてかなり緊張していた。
2年後にまさか同じ状況にいるとは思わなかった。
世の中には曖昧にしておいた方がいい事柄もたくさんあるんじゃないか。
何でもかんでもはっきりさせるればいいってもんじゃないだろう・・・。
やったことにして陰性だったと言い張るか・・・。

とりあえず箱を開け、説明書を読んでみた。


まあやり方は極めて簡単で、綿棒で口の中を10秒程度ぐりぐりやってそれを検査液に混ぜ、それを判定プレートの穴に2滴たらし15分待つ。線が1本なら陰性、2本出たら陽性。
見ていてもしょうがないのでやってみることにした。
「もし陽性だったらどうしよう」
「アンチおれ」の奴らの喜ぶ顔が目に浮かぶ。
やっぱり陰性だったと言い張るか。
しかし社内で感染した3人とも、喉の強烈な痛みと高熱に見舞われたという。全然軽症ではない。
陽性だった場合、隠し通せるとも思えない。
おれは判定シートの前でじっと15分間待ち続けた。
だんだん線が浮き上がってくる・・・。


「あ、1本だ!」
その線は次第に輪郭をはっきりと現し始めた。
これで完全に容疑は晴れた!
いや、考えてみればもしおれが感染してたらとっくに家族も感染していて、とっくに症状が出ているはずだ。
おれは何を心配していたのだろう。

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